お前は独りなんかじゃない。



優斗 Sida *



「なぁ。優希?」

『なぁに?』

「俺と付き合って」

『え?』

「てゆうか付き合えよ」


俺はなにゆってんだ。馬鹿だ。
感情に任せてこんなことゆってさ。
こんな出会って数時間で付き合う?

ないない。ありえねぇし。


『嬉しい!ありがとぉ...!』

「は?」

『優斗と付き合えたらずっとずーっと
これから一緒だよね?』

「ああ、うん。」


優希が俺を見つめる。


『だいすきだよぉ、ゆうとぉ。』


そういって俺に優しくキスしてくれた。



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