花と緋色
「“サイレーン”」
そう言うと空を見上げた。
「彼女なら、できるよ。」
「?……なんだね、それは。」
その場の者は怪訝そうにしている。
「“静かなる暗殺者”とも言われている。音を消す能力がある、とっても怖い人。生きるために若い血肉を食べるみたい。」
「そいつはこの辺りに住んでいるのか?」
「ううん。わかんない。」
ヴォルフラムに首を振る。
「でも、風がない日には現れるってきいた。」
「……どこぞの噂か。信用ならんな。」
「証拠がない犯人よりは信用できると思うけど?」
「ふん。」
シエリアが言うと、シャルドネは踵を返して去って行った。
そう言うと空を見上げた。
「彼女なら、できるよ。」
「?……なんだね、それは。」
その場の者は怪訝そうにしている。
「“静かなる暗殺者”とも言われている。音を消す能力がある、とっても怖い人。生きるために若い血肉を食べるみたい。」
「そいつはこの辺りに住んでいるのか?」
「ううん。わかんない。」
ヴォルフラムに首を振る。
「でも、風がない日には現れるってきいた。」
「……どこぞの噂か。信用ならんな。」
「証拠がない犯人よりは信用できると思うけど?」
「ふん。」
シエリアが言うと、シャルドネは踵を返して去って行った。