花と緋色
「ふっふーん!」
得意げに振り向いて笑った。
クラウジアはホッとして僅かに笑む。
「はい!あめー!!」
シエリアは飴玉をクラウジアに渡した。
「……もしかして、この為に来たの?」
「うん!」
「……」
クラウジアもヴォルフラムも呆れている。
「ところで、さっきのサイレーンって、どうして思い付いたの?」
「ここ最近はあまり風が吹かないでしょ?だから!」
クラウジアにシエリアは答える。
「サイレーンはすっごくつよいの。」
その声音には少し畏怖が込められている。
「……でも、何もしていない人を殺すような人じゃなかった。」
どこか、寂しそうに言った。
「ひとは変わるものだろう。」
ヴォルフラムは冷静に言う。
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