花と緋色
「生きる為に喰らう。それが我等吸血鬼。そこに居る者も……ぬしもそうだ。」
「でも、罪も無いひとを殺すなんて」
「ヴォルフラム……そやつも、おなじであろ?罪無き侵入者を殺す。」
サイレーンはそう言って、ヴォルフラムを見てニヤリと笑った。
「自分から子供を捕まえて殺したりはしない。とはいえ、罪無き者を殺したことには変わりない。」
「貴様のように無力で無害な餓鬼をわざわざ捕まえはしないが、な。」
ヴォルフラムは警戒して、クラウジアを庇うように立つ。
「此処に来た者を待ち、喰らう。……糸に絡まった者を喰らう蜘蛛のようだな。」
「好きに言え。」
さしたる興味もなさげに切り捨てる。
「それでも……」
「“昔は優しかった”、とでも言うつもりか?」
クスクスとサイレーンは嗤う。
「でも、罪も無いひとを殺すなんて」
「ヴォルフラム……そやつも、おなじであろ?罪無き侵入者を殺す。」
サイレーンはそう言って、ヴォルフラムを見てニヤリと笑った。
「自分から子供を捕まえて殺したりはしない。とはいえ、罪無き者を殺したことには変わりない。」
「貴様のように無力で無害な餓鬼をわざわざ捕まえはしないが、な。」
ヴォルフラムは警戒して、クラウジアを庇うように立つ。
「此処に来た者を待ち、喰らう。……糸に絡まった者を喰らう蜘蛛のようだな。」
「好きに言え。」
さしたる興味もなさげに切り捨てる。
「それでも……」
「“昔は優しかった”、とでも言うつもりか?」
クスクスとサイレーンは嗤う。