花と緋色
隣町行きの汽車に乗った。
車内はがらんとしている。
恐らく、事件を耳にした人々は隣町に行くことを忌んでいるのだろう。
「“世界を浄化する”などと唱える宗教じみた団体がいる。その団体は名こそ知れているが、姿を見たものは居ない。」
「それって……」
(サイレーンの仲間かも)
クラリスにシエリアは不安そうにする。
「そうだな。」
あっさり肯定した。
「名が知れているのに姿は知れていないのか。」
「あぁ。奇妙なことにな。」
ヴォルフラムにクラリスは頷く。
「名は“メルヒェン”」
「……童話、か。」
クラウジアは眉を寄せた。
車内はがらんとしている。
恐らく、事件を耳にした人々は隣町に行くことを忌んでいるのだろう。
「“世界を浄化する”などと唱える宗教じみた団体がいる。その団体は名こそ知れているが、姿を見たものは居ない。」
「それって……」
(サイレーンの仲間かも)
クラリスにシエリアは不安そうにする。
「そうだな。」
あっさり肯定した。
「名が知れているのに姿は知れていないのか。」
「あぁ。奇妙なことにな。」
ヴォルフラムにクラリスは頷く。
「名は“メルヒェン”」
「……童話、か。」
クラウジアは眉を寄せた。