花と緋色
「他の人を避難させて!」
シエリアはヴォルフラムに言った。
「言われずとも、あの男がした。」
クラリスのことを指してヴォルフラムは答える。
「それより、御前は……」
「私は、ここにいる。」
クラウジアにシエリアは答えた。
身体はまだ淡い光を纏っている。
そして、攻防する二人を見た。
「……これ以上、誰も死んで欲しくないの。」
寂しそうに言う。
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