赤い流れ星
(はぁぁぁ……)
部屋に戻った私はさっきから何度溜め息を吐いてることだろう……
シュウは私のために夕飯もすでに用意してくれてた。
なのに、私は回転寿司なんかに連れて行ってしまって……
兄さんの服のこともなんだか余計なことだったみたいだし、明日からもっと荷物が来たら、シュウはますます複雑な想いをするかもしれない。
私は、一体、どうすれば良いんだろう?
でも、どんなに考えても、頭もそう良くなければ、人生経験も深くない私には良い考えが浮かぶ筈もなく……
旅の疲れもあったのか、いつの間にか眠ってしまっていたことに、次の朝、目覚めた私はがっくりした。
「おはよう……」
「あれ?早いじゃないか。
今日は疲れてるだろうからもっと遅いと思ってたよ。」
昨夜の気持ちをひきずりながら、暗い声で挨拶した私に、シュウは明るい笑顔を見せてくれた。
無理をしているのか、気持ちの切り換えが早いのか、シュウは喧嘩をしても沈んでいても次の日にはまたいつものシュウに戻っている。
それが、また救われるようなますます辛くなるような……
でも、とりあえず、私も今はシュウを見習って元気な顔をしておこうと思った。
だって、何も良いアイディアが思いつかないんだから……
*
「ずいぶん雰囲気変わったね!」
「新婚の家みたいじゃないか?」
「えっ…!?」
二日後、送られて来た荷物をほどき、部屋のカーテンやテーブルクロスを変えたら、それだけで今までとは違う家みたいに雰囲気が変わった。
母さんの勧めで明るい色味のものを選んだせいか、シュウの言う通り、それはまさに新婚さんの家みたいで…
きゃあ~…!照れますから~~!
そういえば、家の中のことなんて今まで本当に全く興味がなくて……
どうでも良かったのに、最近はこんな風に家の中の小物を変えるのが楽しいと思えるようになってきた。
そういうものに凝り始めると、家の中を綺麗にしたいって気持ちも強くなって来て、掃除も苦にならなくなって来る。
その上、部屋の中は居心地の良い空間になっていくんだから良いこと尽くめだ。
要するに、なんでも「関心を持つ」ってことが大切なのかもしれないな。
シュウはあの時以来、特に落ちこんだ様子を見せることはなく、兄さんの服もいやがることなく着てくれてる。
やっぱり、兄さんの服は古くても良いものだから、いつもの安物の服よりシュウには似合う気がする。
そんなこんなで、私とシュウの生活はけっこう順調に続いていたのだけれど……
部屋に戻った私はさっきから何度溜め息を吐いてることだろう……
シュウは私のために夕飯もすでに用意してくれてた。
なのに、私は回転寿司なんかに連れて行ってしまって……
兄さんの服のこともなんだか余計なことだったみたいだし、明日からもっと荷物が来たら、シュウはますます複雑な想いをするかもしれない。
私は、一体、どうすれば良いんだろう?
でも、どんなに考えても、頭もそう良くなければ、人生経験も深くない私には良い考えが浮かぶ筈もなく……
旅の疲れもあったのか、いつの間にか眠ってしまっていたことに、次の朝、目覚めた私はがっくりした。
「おはよう……」
「あれ?早いじゃないか。
今日は疲れてるだろうからもっと遅いと思ってたよ。」
昨夜の気持ちをひきずりながら、暗い声で挨拶した私に、シュウは明るい笑顔を見せてくれた。
無理をしているのか、気持ちの切り換えが早いのか、シュウは喧嘩をしても沈んでいても次の日にはまたいつものシュウに戻っている。
それが、また救われるようなますます辛くなるような……
でも、とりあえず、私も今はシュウを見習って元気な顔をしておこうと思った。
だって、何も良いアイディアが思いつかないんだから……
*
「ずいぶん雰囲気変わったね!」
「新婚の家みたいじゃないか?」
「えっ…!?」
二日後、送られて来た荷物をほどき、部屋のカーテンやテーブルクロスを変えたら、それだけで今までとは違う家みたいに雰囲気が変わった。
母さんの勧めで明るい色味のものを選んだせいか、シュウの言う通り、それはまさに新婚さんの家みたいで…
きゃあ~…!照れますから~~!
そういえば、家の中のことなんて今まで本当に全く興味がなくて……
どうでも良かったのに、最近はこんな風に家の中の小物を変えるのが楽しいと思えるようになってきた。
そういうものに凝り始めると、家の中を綺麗にしたいって気持ちも強くなって来て、掃除も苦にならなくなって来る。
その上、部屋の中は居心地の良い空間になっていくんだから良いこと尽くめだ。
要するに、なんでも「関心を持つ」ってことが大切なのかもしれないな。
シュウはあの時以来、特に落ちこんだ様子を見せることはなく、兄さんの服もいやがることなく着てくれてる。
やっぱり、兄さんの服は古くても良いものだから、いつもの安物の服よりシュウには似合う気がする。
そんなこんなで、私とシュウの生活はけっこう順調に続いていたのだけれど……