ちょこれーとぼーい(♂)
荒くなる2人の呼吸が
2人きりの図書室に
雨音とともに響き渡る━━…。
大きな手と小さな手の指先が絡み合い重なる。
離そうとしても
力強くに握り返す輝くん。
恥ずかしそうに笑顔を見せている。
そんな表情を見てめながら
理解できない状況を一生懸命考える。
"僕の彼女になります??"
って
輝くんからの告白
と、思っても良いんだよね…。
「輝くん冗談はやめ━━━…「冗談ではないです。」
やっと喋れた言葉を
最後まで言う間もなく
輝くんに言い返されてしまう。
例え輝くんが前から
私のことを知ってるとしても、
私は今日初めて会ったんだ。
輝くんのことを何一つ、知らない。
そんな状態で、
ただ"彼氏"が欲しいからって
理由で輝くんとお付き合いするのは
輝くんに失礼だよね…。
「…確かに23日までに
彼氏は欲しいって思ってるけど…
私、全然輝くんのこと知らないし
軽い気持ちで返事したら…
輝くんに申し訳ないよ…。」