アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
「わかったよ、新郎役、君に譲るよ
オレみたいなおじさんがやるより、イケメンの婚約者の君がやった方がしくりくるだろうしね」
「ありがとうございます!!」
「このことは、彩月ちゃんは知らないんだろ?」
「えぇ、知りません」
「じゃぁ、サプライズだな、あと30分くらいで彼女が来るから、
事務所の奥の部屋にいるといい、千夏ちゃんももうすぐ来るだろうから
そっちへ行くよう伝えておくよ
オレは、やらなきゃいけないことあるからウチの社員に案内させるよ」
「何から何まで、ありがとうございます」
立ち上がって再び厨房へ向かう小野田さんの姿に頭を下げた
社員の人に、事務所の奥へ案内された
ソファーとパソコンが置いた机の
シンプルな部屋
社員の人が出て行って、10分くらいして、千夏ちゃんが息を切らせて
部屋へ入ってきた
「はぁーーーっ」
肩で、息をする千夏ちゃん
「航さん、お待たせしました。 コレに着替えてください」
腕にかけていたタキシードが入ったと思われる袋を差し出された
「あ、わかりました」
「私、パーテーションの向こうにいますから、着替えたら教えてくださいね」
そういって、パーテーションの向こう側へ行った
着ていた服を脱ぎ、ワイシャツ、ズボン、ネクタイの順に身につけていく
試着したワケでもないのに、オレのサイズぴったりで
着心地がとてもよかった。
「千夏ちゃん、いいよ」
声をかけると、千夏ちゃんがこちらへと出てきた
「わーっ! すごっ! ピッタリでしたね!」
「すごいよ千夏ちゃん! 試着してないのになんでオレのサイズ
わかったの?」
「ふふーん 何年プランナーやってると思いますぅ?
先輩よりは、年数少ないですけど、年間100組以上のカップル
見てきてますからね、
航さんくらいの体系の方のサイズくらいわかっちゃいますよ」
鼻高々でいう千夏ちゃん、面白いなー
「じゃ、この手袋と、あと胸にブートニアです」
手袋を受け取り、タキシードの胸ポケットに刺してくれた