アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
まだ時間的に余裕があったので、千夏ちゃんが買ってきたという
サンドイッチとコーヒーをもらい、一緒に食べた
「航さん、ちょっと聞いてもいいですか?」
サンドイッチを食べ終えて、千夏ちゃんがオレにたずねた
「あぁ、なんだい?」
「航さん、先輩のこといつから好きだったんですか?」
何を聞くかと思えば、核心部分をついてきた。
なかなかな子だな…
「彩月とオレは、幼なじみ、って聞いてるよね?」
頷いて、オレの話をしっかり聞こうと膝を正す
「いつから、って言われると…
たぶん、物心ついてからなんだと思う
小学生のとき、彩月のオヤジさんが亡くなって…
学校へも行けなくなるくらいひきこもってしまってね、で、
オレと、彩月の兄の尚志とで、彩月を守っていこう、
って、子供のころ、約束した
だけど、オレも、思春期の時期があって
素直に、なれなくなって…
高校卒業と同時に、都会の大学進学、そして海外…
付き合ったオンナも何人かいたけど、
結局、彩月のことは忘れられなかった
生まれた時から、決まってたんだろうな きっと…」
「よかったです
先輩、ずっと誰かに見つけてもらいたい、って
心の底にあったと思うから…
航さんが、先輩のこと思い出して見つけてくれて…
私も、安心です。
航さん、先輩を、必ず幸せにしてくださいね」
「あぁ、もちろん
千夏ちゃん、いろいろと彩月を支えてくれてありがとう
彩月に変わって、お礼いうよ
これからも、彩月と仲良くしてやってもらえるかな?」
「えぇ、もちろん! 公私共に!
私からもお願いします」
笑顔でオレに頭を下げた
ホントに彩月は、いい友達もったよ
「じゃ、私、そろそろ行きますね
航さん、今日は、よろしくお願いしますね
先輩の驚く顔、楽しみです!」
クシャ、っと笑い、千夏ちゃんは部屋を出て行った。