アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
今日のドレスは、フリフワな、可愛いモノより、
マーメイドラインのドレスにしよう、って
千夏と2人で、お店にある中から選んだ
前から見れば、胸元のコード刺繍のみのシルクのシンプルなドレスだけど、
後ろ姿は、大きなリボンと中央から伸びた
レースの長いドレープが後ろにいる参列者たちの目を引く
「先輩、じゃぁ、ベール、つけますよ」
冬海がハーフアップにしたヘアにブーケとお揃いの薔薇の生花を
ベールと共に付けてくれた
コンコン
ドアをノックする音に振り向けば
「せんぱーい、遅くなってスミマセンっ」
千夏が息を切らして入ってきた
「遅いよーーっ 千夏ぅ」
「すみません、先輩 ちょっと頼まれたものを取りに寄ってたので…
って、先輩、むっちゃキレイですよぉ
さすが、冬海の腕だわ~」
私の横に来て、鏡を覗きながらマジマジと私を見る
「でしょ、でしょー!」
腕を組んで得意そうな顔の冬海
「先輩、今日の日、ちゃんと目に焼き付けておいて下さいよ」
鏡を見て、私の肩に軽く手を乗せ言う
「なぁに?千夏 まだ、今日は本番じゃないわよ
本番は、いつになるか、わかんないけど…
今日は楽しんでくるね…」
そう答えると、
千夏が、いつにもなく飛びきりの笑顔で私を送り出してくれた…
千夏ってば…どうしたんだろう…