アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】

人前式が終わり、次は、披露宴
緑のキレイな庭から、参列者の方々がお店の中へ移動する
そんな姿を見ながら私は、ずっと航の手に自分の手を絡ませていた


「彩月…」


「うん?」


航が、私を見下ろした瞳は、ものすごく、優しくて…


「俺、本物の結婚式じゃなくても、ドレスを着たお前が、
他の誰かの隣にいるの、イヤだった
だから、こんな形をとったんだ…驚かせてゴメン…」


空いた方の手が、私の頬を包む


「これも…」


私の左手を取り、


「京都へ出張してる時、向こうで買ったんだ」


え?
ってコトは、やっぱり本物…
さっき、航が言ったコト半信半疑だった…


「二度と、外すなよ…」


「うん…」


薬指に光る指輪を見ながら、また、涙が零れた


「おいおい、キレイに化けたせっかくの顔が崩れるぞっ」


「んもうっ 航のばかぁ」



本当の結婚式じゃないけど、

今、私…

本当の時みたいに、

幸せよ…






「はいはいはい、そこのお熱いお二人さんそこまでですよー」


千夏と冬海が呆れ顔で、私たちの元へ来た


「次は、カラードレスに着替えますから、控室に行きますよぉ
冬海は、航さんをお願いね~」


「おっけー」


千夏と冬海、それぞれに連れられ、私と航は、着替えのため、控室に向かった



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