アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】

控室で、千夏がドレスの着替えを手伝ってくれる
航は、別の部屋で着替えていた


「ねぇ、千夏?」


「はい、何です?」


「千夏は、航が新郎役って、知ってたの?」


ドレスのファスナーを下ろした手が止まった


「私も、昨日、知りましたと、いうか…
航さんから、連絡もらって…
新郎役、俺にやらせて欲しいって…

誰がやる事になってるか?って聞かれたから、
お店のオーナーの小野田さんだって
言ったら、自分で、変わってもらえるよう、説得するって…

すごく、真剣な声でした

今朝、遅くなったのは、航さんのタキシードをお店に
取りに寄ってたのと、航さんの支度を手伝ってたからなんです

先輩、
絶対、航さんと、幸せになってくださいね…

必死で、先輩のコト探してた航さんの姿、先輩に、見せたかったです
あんなに先輩のコト想ってるの、航さんしか、いませんよ」


「うん…」


鏡越しに、私は、千夏に返事をした


着替えを終えて、会場に戻る
ウチの若手社員の子たちが、趣向をこらして考えた披露宴


新郎新婦が、じっと座ってることがなく、
ケーキカットされたケーキを各テーブルへと分けたり、
ブーケトスや、ガータトスをたて続けにやらされて…


ガータトスの時には、航が、ガータベルトを外す時、
エッチっぽく外すから、真っ赤になった顔を隠すのに必死だった…
そんな、私をイジワルそうに笑う航にちょっぴり腹が立った


ドレスのミニファッションショーや、
今日のメインでもある、”オーシャンブルー”のお料理の解説は、
小野田さんが、一品一品、説明されて

そして、
一旦、模擬結婚式は終了したのだけど、


招待されていた、挙式を控えたカップルたちが、
ウチの社員の皆に、質問をしていたため、
時間が1時間ほどオーバーしていた





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