パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「ふぅん。さとみちゃんの方が一枚上手って事か」
「そうなの。ウフフ。でもね、遊びと本気の区別の見極めが肝心よね。私、遊ばれるのはイヤだから。奈桜さんとは本気の恋がしたいの。そして……取ってやるの」
華奢な体のどこにそんなパワーがあるのだろう。
若いからこそ、欲しければ何でも奪うものなのか。
揺さぶって落ちて来そうなら、もぎ取ればいい。
落ちそうもなかったら、根こそぎ引っこ抜いてやる。
「さとみちゃんにそこまで惚れてもらうなんて奈桜は幸せ者だな」
「ねぇ~。フフ。神川さんも協力して下さいね。ドラマ、奈桜さんといっぱい出てあげますよ。じゃ、失礼しまぁ~す」
甘い香りが微かに残る。
「幼稚なウソを。……オレだって奈桜をモノにしたいよ」
神川の頭の中では奈桜は都合よく動かされる大事な駒。
決して失いたくない最後の一手。
「オレは人としての奈桜が欲しいよ」
「そうなの。ウフフ。でもね、遊びと本気の区別の見極めが肝心よね。私、遊ばれるのはイヤだから。奈桜さんとは本気の恋がしたいの。そして……取ってやるの」
華奢な体のどこにそんなパワーがあるのだろう。
若いからこそ、欲しければ何でも奪うものなのか。
揺さぶって落ちて来そうなら、もぎ取ればいい。
落ちそうもなかったら、根こそぎ引っこ抜いてやる。
「さとみちゃんにそこまで惚れてもらうなんて奈桜は幸せ者だな」
「ねぇ~。フフ。神川さんも協力して下さいね。ドラマ、奈桜さんといっぱい出てあげますよ。じゃ、失礼しまぁ~す」
甘い香りが微かに残る。
「幼稚なウソを。……オレだって奈桜をモノにしたいよ」
神川の頭の中では奈桜は都合よく動かされる大事な駒。
決して失いたくない最後の一手。
「オレは人としての奈桜が欲しいよ」