パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「可愛いラブソングだよね」
「えっ?そう?」
奈桜は首を傾げる。
こんなに激しく動いて?
どう感じても、奈桜には可愛くは思えない。
『これを可愛く感じるなんて、奏ってすげぇな』
心の中で、しばし感心する。
「キュンキュンしない?」
「えっ?」
やはりオレの感覚がおかしいのか?
奈桜は不安になって来る。
詞の世界観をよく聞いていれば良かったのかもしれない。
「オレは……、別れた女を忘れられない男の気持ちをキュンキュンとは思えないよ。でも、それがこの曲のイメージなら、そうやって気持ちを入れて歌うし踊る。教えてもらって良かった。ありがとう」
奈桜は奏の両手を掴んで強く握った。
「何言ってるの?それって、今やってる曲の事でしょ?オレが言ってるのはカップリング。奈桜が4月にやるSPドラマの曲に決まったんでしょ?」
「えぇぇぇぇーーー!!!」
わざとらしいくらいに奈桜が驚く。
「えっ?そう?」
奈桜は首を傾げる。
こんなに激しく動いて?
どう感じても、奈桜には可愛くは思えない。
『これを可愛く感じるなんて、奏ってすげぇな』
心の中で、しばし感心する。
「キュンキュンしない?」
「えっ?」
やはりオレの感覚がおかしいのか?
奈桜は不安になって来る。
詞の世界観をよく聞いていれば良かったのかもしれない。
「オレは……、別れた女を忘れられない男の気持ちをキュンキュンとは思えないよ。でも、それがこの曲のイメージなら、そうやって気持ちを入れて歌うし踊る。教えてもらって良かった。ありがとう」
奈桜は奏の両手を掴んで強く握った。
「何言ってるの?それって、今やってる曲の事でしょ?オレが言ってるのはカップリング。奈桜が4月にやるSPドラマの曲に決まったんでしょ?」
「えぇぇぇぇーーー!!!」
わざとらしいくらいに奈桜が驚く。