俺様王子とキケンな契約!?
「生徒の皆さんは各自教室に戻ってください。」
先生の一言で、ぞろぞろと移動していく生徒たち。
「芽衣、行くよ?……芽衣?」
「あ〜、うん!」
「ったく、またその写メ?あんたかなりストーカー気質ね、、」
やれやれといった感じで理沙は歩き出す。
携帯の中の画面を見ながら理沙の隣を歩く。
「ストーカーじゃないもん!ただ好きなだけです〜」
なんて言うけど、やっぱり画面の中の王子様を見るとにやけてしまう。
「まぁ、芽衣みたいな可愛い子にストーカーされるならいいか……」
「…え?なんて……?」
────ドン!!
そのとき、向こうから歩いてきた男の人とぶつかって……
「ってぇな…」
「す、すいませ────きゃあーー!!」