禁域―秘密の愛―【完】
そして、私は案内された部屋を見て…………絶句した。
「何……!?この広さ……!?」
大きなツインのベッドルームと素敵なインテリアで埋め尽くされたリビングルームが分かれており、大きな窓からはどこからも雄大な景色が一望できる。
洗面所も見て見たが………とても広い。私の家よりも広い。
………… なんというかーーーー
「豪邸の一部屋みたい………」
これはどう考えても高校生の泊まる部屋ではない。だからさっきのお姉さんもビックリしていたんだ………。
「巧………、この部屋凄すぎるよ。かなりの値段したでしょ………?ここに3泊も泊まるなんて」
「瞳は気にする必要はない」
「でも……これは、悪いよ……」
思わずそう言った私を巧は見つめて
「………俺が、お前に出来るのはもう………このくらいしか………無いんだ。瞳………」
そう、悲しげに言ったんだ………。