禁域―秘密の愛―【完】
「だ、大丈夫………?本当にごめんね」
なんか、本当に悪いこと言っちゃったな………。
「まあ………別にいいよ。瞳ちゃんだから」
かれんちゃんがそう言って、笑っているのが電話越しでも分かった。
かれんちゃんとは話をする時、口は悪くなられたけど、この8年の間で確実に信頼関係を築いていった。
今では、愛ちゃんと同じくらい何でも話せる友達だと言える。
「ありがとう、かれんちゃん」
「はい、こちらこそ。…………それより瞳ちゃん」
「んっ?」
「今、彼氏いないの?もしくは気になってる人とか?」
「ええっ?」
急に何て言う質問をするんだろう、かれんちゃん…………。
とりあえず、いないということを答えようとすると
「うん、その調子じゃいないよね?オッケー分かったわ」
「うっ………」
かれんちゃん………本当に、私のこと全部見抜いてるみたいだ。
愛ちゃんといい、私の仲良い友達は洞察力や観察力がありすぎるよ…………。