禁域―秘密の愛―【完】
「まぁ、その方がこっちも都合が良かったから、良いといえば良いんだけど…………」
「えっ?」
「ねえ、瞳ちゃん」
「うん?」
「明日、合コン行かない?」
「ええっ…………!?」
ご、合コンっ?
合コン………って、まさかかれんちゃんからそんな言葉が出るとは思わなかった。
だってーーーー
「かれんちゃん………。えっと、その藤咲君は…………」
「………はぁ。言うと思った。もちろん私は行かないわよ。蓮以外の男は興味無いし」
かれんちゃんが呆れたようにため息をついた。
そう言われればそれもそうだよね………。
本当にかれんちゃんって、藤咲君のこと好きだし…………。
「そっか………そうだよね」
「うん。でも、私も今のは、言葉が足りなかったわ。ごめんなさい。実はね、蓮の同僚の女医さん達が明日合コンするらしいんだけど、1人欠員がでたみたい。直前だったから、1人分キャンセルするのも勿体無いって話になったみたいなの。それで誰かいないかなって事になってるみたいで、その相談が蓮にきて、私に至ったって訳なの」