禁域―秘密の愛―【完】
「じゃあ、一回会ってみたらいいじゃない?お試しで」
「………え?」
ーーーー数日後。
園屋さんに連絡しようか迷っていたまま、久々に私は愛ちゃんと私のアパートでご飯を食べていた。
今晩の夕食は、豆乳で作ったカルボナーラに、コンソメで仕上げた色とりどりの野菜スープに、ムネ肉と数種類の野菜で仕上げた生春巻。
「あーーー!!でもでも、本当に瞳の料理は美味しい!こんなに美味しいのにヘルシーだし、健康的だし………お店でもだしちゃえばいいのに!これ、割と本気の提案なんだけど!」
「いやいや、そこまで私は実力がないから………。ただ、食べてくれる人が美味しいってとても幸せそうに笑顔で言ってくれたら………それで満足っていうか」
「あーーー、もう。瞳ってば、本当に…………昔から変わってないよね。そういう純粋なとこ」
愛ちゃんは、フッと笑って私を見た。とても綺麗な優しい笑顔。愛ちゃんこそ高校の時から何も変わってないよ。