禁域―秘密の愛―【完】
「良かった。喜んでるみたいで」
「あ、はい。とても」
「他には何が好きなの?」
「他………ですか?」
他といえばーーーー
「星………とか、料理です。料理が好きだったから将来食品会社に就いて質の高い美味しい食品を宣伝したり開発したりできる会社に入りたいって思ってました」
「なるほど。さすが綾瀬さん。しっかりしてるね。綾瀬さんの料理も食べてみたいな。いや、近い将来、絶対俺は食べるね」
「なんですか、それ………」
私は思わず笑ってしまった。
その自信は一体どこから来るんだろうと。
「願い事は強く思えばいい。単純な事だけど、そう思う事で身体がそれを実現するように勝手に行動にうつすから。だから、絶対食べる」
「どんだけ私の料理食べたいんですか…………」
本当に………変なの。
変だけど………、園屋さんの言う通り機会があったらそうしてもいいかなって思ってしまった。