禁域―秘密の愛―【完】


幸い、駅はもうすぐだ。直接、優斗さんに訳を聞こう。

「待っててください、優斗さん。私直ぐにそこに行きますから」

『いや!いいから、瞳ーーーー』

優斗さんが、そう言った瞬間私は駅に着いた。


優斗さん………どこにいるの?



その時だったーーーー。



「…………え?」



優斗さんの後ろ姿を発見した。
けれど………そこに一緒にいたのは




「藤、原…………さん?』




藤咲君の同僚で…………とても、美人な女医さんで



そして優斗さんの元カノである人ーーーー…………。




「ど………うして…………」

私がそう絶句した時、優斗さんと反対側を向いていた彼女と私は目線が合った。

そして私の方に気付くやいなや、藤原さんはまるで絵に描いたような美しい妖艶な笑みを浮かべ

「…………っ!!」


優斗さんの首に腕を絡め………彼と、キスをした……。




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