禁域―秘密の愛―【完】
「………行く!行くよ………!私も、優斗の可愛がってる朝香さんに会いたい………」
私がそう言うと、優斗は安心したように笑った。
「よかった、そう言ってくれて………。朝香も喜ぶよ。朝香の婚約者も良いヤツだし安心していいから」
「う、うん………」
「………後、それと」
優斗は、そう言った瞬間、私に近付き私のおでこに自分おでこをくっ付けた。
「………うーん、熱はないみたいだけど。簡単に平気とか言うなよ。具合が悪かったらちゃんと言うこと」
「優斗………」
私のこと、具合が悪いかって心配してくれているんだ。
「大丈夫だよ………優斗。ありがとう」
こんな、優しく私を愛してくれている人の為にも………この目で確かめるんだ。
きっと、違うと。
私は、そう決心したーーーー。