禁域―秘密の愛―【完】
そうでしょう?巧…………。
これが、あなたの…………願いなんだよねーーーー?
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それから、また数ヶ月経ちーーーー、季節は冬に変わり新しい年を迎えた。
「ふう………」
私は、優斗のマンションで新年早々出張で台湾の方へ行っている彼の為に、夕飯を作っていた。確か、帰ってくるのは、20時くらいって言っていた。
ーーーーー現在、19時半前。
「もうそろそろかな………」
彼は、年末からマンションの合鍵を作って私に預けた。
色々、彼が忙しい時には料理を作ってあげたり、たまに掃除をしてあげたりとできる限りのことはしている。ある意味、半同棲の状態だった。
本当に、優斗は私を想ってくれている。それが彼と一緒にいると、いつも凄く伝わる。
だから………私もできるだけ彼を支えてあげたいと思っていた。
「うん!完璧!」
私は、土鍋に入った和風スープを味見して満足した。今日の晩御飯は寄せ鍋。外は雨も降っていて、何よりとても寒いから、出張で疲れた寒い身体には持ってこいだと思った。