禁域―秘密の愛―【完】
「優斗さん、俺はそろそろーーーー」
「何言ってるんだよ?まだ服も乾いてないみたいだし、遠慮せずゆっくりしていきな?ほら、デザートに台湾で超うまいって噂の杏仁豆腐も買って来たからさ」
「はぁ…………すみません」
巧は、半ば、優斗に押される形でこの場に残ることになった。
私にあんなこと言われた後だから………気まずいよね。
でも、あれは私の正直な気持ちだから…………。
そして、三人で囲む食事が始まり、仕事やら普段のことやら色々話す巧と優斗。
時間はあっという間に過ぎていったけど…………
「そういえば、来月。2月か。第一週の土曜日と第二週の日月、建国記念の日を含んだ連休で久々に長い休みがとれるんだ」
ふと、優斗がそんなことを口にした。
「そうなの?優斗」
「ああ。それで、朝香にも休みか聞いてみたら朝香も巧君も休みだって聞いたから、四人でどこか遠出でもしてみないか?瞳も確か休みだろ?」
「えっ…………」
巧と…………朝香さんと…………か。
また、あの二人のツーショットを見ないといけないのかな…………。