禁域―秘密の愛―【完】
「その理由が来ました」
「えっ?」
この声ってーーーー
「………あ、愛ちゃん!」
「ーーーーあれっ?瞳じゃない!」
翔季君と私が一緒にいたことに驚いたのか目を見開く愛ちゃん。私も突然愛ちゃんが目の前に現れ驚いた。
「びっくりした!どうして二人が一緒にいるの?」
「愛をこのカフェの前で待ってたら、瞳さんが丁度ここでお茶してたんだよ。だからちょっと色々と話してた」
「そうだったんだ。本当にびっくりした!」
「えっ、愛ちゃんーーーー」
愛ちゃんと翔季君が一緒にいる、っていうことは…………まさか。
「んーーー、こうなったら仕方ないな。本当は、仕事が落ち着いてからちゃんと瞳には言おうと思ってたけど………私達、付き合う事になったのっ!」
愛ちゃんはその答えをどこか照れたように言った。
「そうなんだ!良かったぁ!」
愛ちゃんの長年の想いが叶ったんだ…………。