禁域―秘密の愛―【完】
「ッ、凄すぎだよ………巧」
ーーーー奇跡だと思った。
あの日プラネタリウムで交わした約束を夢見ることさえ、諦めてたのに………叶えてしまうなんて。
「………瞳。改めて約束する。今度こそ俺はずっとお前の傍にいる。何があっても離したりしない」
「っ……」
「もちろん夢になんかしない。お前と、プラネタリウムで、そしてこんな夜空の下でまた約束したからな………」
「巧ッ………」
あまりにも、今ある奇跡が…………愛しくて涙が溢れたーーーー。
もう………本当に私は巧を手放せない。
「巧………っ、好きっ……」
私はその熱い想いを抱えたまま巧の唇にキスをした。
どうにかして巧に伝えたい
溢れそうなこの気持ちをーーーー。
「ったく………今日はヤケに積極的だな?対応に困る」
そう言いながらも巧は……
「………俺も、好きだよ」
そう私に囁いてくれて……この夜空の下。温かなキスを返してくれた。