禁域―秘密の愛―【完】


「………そうだな。お前の言う通りだ」

するとその瞬間、巧は優しく微笑んでくれて私の頭を撫でてくれた。

「巧………」

「安心しろよ。ーーーー絶対に守りきるから。今の時間を」

「っ、うんっ………」




ーーーーーーーーー


そして夜になり、仕事終わりだというかれんちゃんと藤咲君がやって来た。

「………ほ、ほんっとに、桐谷君じゃない!!!」

リビングに来た途端、テレビニュースを見ていた巧の姿ににかれんちゃんは絶句。藤咲君も目を丸くしていた。

「あぁ、久しぶり」

「桐谷、お前は相変わらず冷静だな………」

8年経っても、態度が変わらない巧の姿に苦笑する藤咲君。

「ほ、本当にどうなってるの!?愛ちゃんからいきなり桐谷君と瞳ちゃんが来てるって聞いた時はびっくりしたし………ここに来るまで信じてなかったの、本当に!」




< 501 / 714 >

この作品をシェア

pagetop