禁域―秘密の愛―【完】
「今日も………ね、本当は優斗の両親と会うつもりだったんだけど………その、色々あって巧とこうして出てきたの」
そう私が言い終わった途端、二人は黙り込んだ。
巧との事を正直に告白したはいいけど………二人の顔が見られない。
一体何て思うかな……………。
ーーーー軽蔑、されるかな?
でも…………
「………良いんじゃないの、別に?二人がそれで良いなら私は特に何も反論することはないわよ?」
「ああ、俺も」
二人は………笑いながら私達を見てそう言ってくれた。
「愛ちゃん………、藤咲君………」
あぁ………なんか、また泣いちゃいそう。
「そりゃね?優斗さんも聞いた感じ良 い人そうだったし、桐谷君も婚約者さんのことがあるだろうけど………やっぱり、私好きなんだよね?瞳ちゃんと桐谷君がが一緒にいるとこ見るの」
「お前らの仲の良さは昔からだから…………再会してそんな風になるのは自然な成り行きだろ。今までが、周りのせいでおかしかっただけで」