禁域―秘密の愛―【完】
「瞳、大丈夫か………?」
「た、巧………。 本当なの?本当に………私達っ………一緒にいられるの?」
高校生の時から今まで、ずっと願ってきた。
巧と一緒にいられますようにと………。
けれどどんなに願おうと、私達は離されそれが叶う事は無かった。
けれど……….
「やっと………俺達の願いが叶った。 瞳………、これからはずっと一緒だ」
「っ、………巧っ………! 巧っ………!!」
巧のその言葉を聞いて、 私はそれが現実だと実感し………子どものように泣きじゃくりながら巧に強く抱きついた。
彼もそんな私を優しく抱きしめてくれた。
それを、桐谷 光と愛ちゃんもあたたかく見守ってくれていた。
やっと………、やっと。
巧と………一緒にいられる。
どんなに願っても………愛しても届かなかった巧と、同じ時間をこれからは過ごせる。
それが、極上の喜びとなりいつまでもいつまでも巧と私をお互いの腕から離さなかったーーーーー。