眠り姫はひだまりで【番外編】


「せ、せっかくミオ、綺麗なストレートなのになぁって、思って…別に、巻いたりしなくてもいいんじゃないかなぁって…」

…褒めてくれてるのは、わかるけど。

「…その、ストレートがヤなのよ。いーの、物は試し!お姉ちゃんにコテ借りよーっと!」

明日楽しみにしててよ、と色葉に笑うと、不安げな顔をしながらも笑い返してくれた。


…やってやる。

女の子らしく、なってやるー!






次の日の朝。

胸元辺りまであるあたしの髪は、姉の協力あって見事なカールを作り出していた。


「おはよー色葉!見て!見て!くるくるー!」


毛先を指差して、ホラホラと見せる。

色葉は「わー、スゴイ!」と感心したように言ってくれた。

「お姉ちゃんが手伝ってくれたの。どう?」

「すごーい!綺麗に巻けてるよ!」

期待通りの反応に、思わず顔がにやける。

…ううん、ここで満足してはいけないのよ、澪。

全ては、昼休みにかかっているんだから…!



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