眠り姫はひだまりで【番外編】


なんて意気込んだのち、とうとう昼休みがやってきた。


「ミオ、どーする?今日、寒いねえ」

いつもは屋上で食べるんだけど、確かに今日は風も強くて寒いかも。

あたしが裕也くんとご飯を食べるとき、色葉は旧校舎のほうで水野くんと食べる。

いつもなら、ふたりが教室まで迎えにきてくれるんだけど…


「ミーオちゃん」


そこで、教室の扉のほうから声がした。

裕也くんの声だ!

ぱっと振り返ると、彼の後ろには水野くんの姿。

あたしが今日はどこで食べようかと訊く前に、裕也くんがにっこりとした顔で言った。


「今日寒いし、四人で食べよーか」


えっ…

四人?

色葉と顔を見合わせていると、裕也くんと水野くんはふたりで教室に入ってきた。

あ、ここで!?

周りの女子たちが、キャーキャーと騒ぎ始める。



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