眠り姫はひだまりで【番外編】
「辛いの、好きだよ」
「まじで?前から思ってたけど、丸井さんて男らしいよな」
地雷ワードが、ぐさりぐさりと心に突き刺さる。
それに気づいた色葉が、慌てたように「で、でも」と言った。
「ミオ、辛いもの食べてるとき、ホント幸せそうっていうか、か、か、可愛いんだよ!」
色葉、それちょっと無理矢理すぎだ…!
「ミオは、可愛いんだからね!私が男だったら、絶対ベタ惚れだったと思う!」
…凄く頑張って、あたしのフォローをしてくれてる…
ありがとう、色葉。
そんなあんたが大好きだよ…。
親友の必死の頑張りに思わず涙ぐんでいると、何故かヒートアップした色葉は「私の心はミオのもの!」とか言い出した。もうそれフォローでもねえ!
「ミオが男だったら、私お嫁さんになるって決めてるもん!」
すると何を思ったのか、水野くんがまるで対抗するかのように「俺は!?」と言い出した。