眠り姫はひだまりで【番外編】
「…だって、なんか要領わるそーだし。確かに小動物っぽくて、カワイイけどぉ。あーゆー子ってさぁ、重そうだよね」
…重、そう…?
「冗談通じなさそうってゆうか。遊びを本気にしちゃうタイプ?面倒くさそーう。純、気軽に遊べる子がいいって言ってなかったっけ?」
…段々と、胸の底が焼かれていく気分。
ミオの手が、ぎゅう、と強く私の手を握る。
…確かに私はもう、遊ばれるのなんてこりごりだ。
真剣に、大切に、恋がしたい。
…遊びじゃなく、純くんと付き合いたい。
「…束縛とか、しそうだよね。他の子とあんまり仲良くしないでーっ、てね」
クスクスと、彼女が笑う。
…心の奥を、笑われているような気がした。
眉を寄せた純くんが、苛ついたような声を出す。
「……おい、沙奈江」
「なにムキになってんのお?どーせ、遊びでしょ?いつも通り、飽きたら終わりってやつ」
…いつも、通り…