眠り姫はひだまりで【番外編】
…いや、なんで逃げてんのよ、あたし。
逃げる必要はないでしょーが!
でも、からかわれるのは嫌だし。
多分、一緒にいるのは二組の男子だ。
カフェオレは、飲みたい。
二組は別館だから、あたしが来たほうとは逆の道を通って教室へ戻って行く。
三人が戻ったあと、買おうかな。
そう思って、近くで三人が去るのを待つ。
すると、ひとりが「そういえば、裕也の彼女さぁ」なんて言い出した。
「澪ちゃん、だっけ?色葉ちゃんとよく一緒にいる子。綺麗だなー、羨ましいわ」
…なんか、恥ずかしい。
綺麗だと言ってもらえて嬉しいような、聞いてしまって申し訳ないような。