闇ノ花
ショックと驚きで……視界がぐらぐらと揺れる。
だけど、私達が生きている時代は違うよね?
だから山崎は……関係ないはずだ。
山崎は絶対に、関係ない。
これはきっと、別の山崎なんだ。
「……儂らの所に、山崎家は突然襲ってきた。しかも真夜中……隙をつかれたんじゃ」
「……」
「お前の両親は……二人共、瞬時に殺られてしもうた。儂は何とか生き延びた。じゃが……罪悪感ばかりが、儂に募ってきたんじゃ」
ぽろりと、涙がこぼれ落ちる。
お爺ちゃんの目も、少しだけ赤くなっていた。