Street Ball
翠とは…未だ顔を合わせていない。
ケリを付けたら話しをすると言った手前、何も片付いていないこの状況では、話しも出来ずにいる。
本当なら、ロンと会った後に翠の元へ行くつもりだったのだが、そう出来る程の余裕は俺に無かった。
…嫌な事を思い出させやがって。
悪戯そうな笑みを見せている所を見ると、確信犯だ。
「碧さんとは、どうなってる?」
つい数秒前まで見せていた笑みは消え、真剣な眼差しのアキは、遠くにある小山の砂場を眺めていた。
「なぁ、それって皆知ってるのか?」
「なんだ、ロンに聞いてなかったのか?あれは…そーだ。本戦の一回戦で俺達が勝った日だ。俺等が祝勝会をしてるクラブに、翠ちゃんが一人で来たんだよ。」
[REEF]が勝った本戦第一試合の日は確か、翠が用事が有るからと言って、先に一人で帰った時だ。
「…で?翠はなんて?」
「お前と碧さんの関係を知ってたらしくてな、碧さんに詰め寄ったよ。遊びならもう双英と会うなって…凄い剣幕だったけど、何処か悲しそうだったな。」
ケリを付けたら話しをすると言った手前、何も片付いていないこの状況では、話しも出来ずにいる。
本当なら、ロンと会った後に翠の元へ行くつもりだったのだが、そう出来る程の余裕は俺に無かった。
…嫌な事を思い出させやがって。
悪戯そうな笑みを見せている所を見ると、確信犯だ。
「碧さんとは、どうなってる?」
つい数秒前まで見せていた笑みは消え、真剣な眼差しのアキは、遠くにある小山の砂場を眺めていた。
「なぁ、それって皆知ってるのか?」
「なんだ、ロンに聞いてなかったのか?あれは…そーだ。本戦の一回戦で俺達が勝った日だ。俺等が祝勝会をしてるクラブに、翠ちゃんが一人で来たんだよ。」
[REEF]が勝った本戦第一試合の日は確か、翠が用事が有るからと言って、先に一人で帰った時だ。
「…で?翠はなんて?」
「お前と碧さんの関係を知ってたらしくてな、碧さんに詰め寄ったよ。遊びならもう双英と会うなって…凄い剣幕だったけど、何処か悲しそうだったな。」