最低男との結婚
大輔の車に乗り、

まだ見た事のない新居へと
向かいながら

これから、
どんな生活になるだんろう?


そんな事を考えるだけで

胸が高鳴り、


うれしさと、期待で

顔が緩んでしまう。


けれど・・・・・


相変わらず、よく鳴る大輔の携帯と

その相手が女だという事に

不安も膨らんでいくというのも事実。



・・・そして、


私だけが、大輔の事を好きなんじゃないかって・・・・


片想いのような思いも事実で・・・



お母さんの言っていた


知りたくない部分も知ってしまうのが結婚。


そんな言葉が

頭の中を駆け巡っている。
< 78 / 275 >

この作品をシェア

pagetop