風俗嬢の恋人はサンタクロース!?【完】
「なんだよ急にw
健先輩が結婚とかありえないから。
あの人、もうずっと彼女いないはずだし」
嘘・・・・
あたしは今まで感じた事もないような
大きな衝撃を受けた
頭を思いっきり叩かれたようで
ボーッとする。
健さん・・・
健さん健さん健さん健さん・・・!
あたしは気付くと
たっくんの手を振り払い走り出していた
「美枝!!ちょっ・・!
どこ行くんだよ!!」
構内を出たところで
たっくんに腕を掴まれる
「おい美枝ッ!」
「ゴメンたっくん
あたし・・本当は。
あたしが今好きなのは健さんなの!!」
そう叫びたっくんの手を振りほどく
そしてまた、あたしは走り出した。