風俗嬢の恋人はサンタクロース!?【完】

健さんはあたしを抱き寄せると
耳元で話し始めた


「咄嗟だったんだ。
付き合いでルカちゃんの店に行ったら
アイツが送ってきてた写真と同じ子が
フロントの写真で笑ってた。

まさかと思って指名したら・・・
美枝ちゃん、君本人だった。」


あたしは
健さんに抱きついたまま
目を見開いて聞いていた。

「後輩の婚約者だったような子に
変な事出来ないし。
だから結婚してるって嘘ついた。
ゴメン」


「・・・でも結局手ェだしたじゃん・・」


「う"・・
それは・・
我慢出来なくて・・・
俺もルカちゃんの事好きだから」
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