愛するお方がサンタとなりました
「何て書く気だ……」
「ダイナマイト十年分」
「増えてる!?――だー、もう。俺が書くっ」
ペンも奪って、かりかり書いたあなたは、それを封筒にしまう。
「開けるなよ。明るくなったらポストに入れてくれ」
「分かったわ。封筒を開けずに中身を見るなんて簡単だもの」
「むしろどうやんの!?」
透かしの応用だけど、この方法であなたの郵便物をよく見ていたものだわ、懐かしい。
「もー、いいや。どっちにしろ見んなら。どうせバレるだろうし」
お許しも出たので、中身を見る。先と同じ、クリスマスカード。ただ違うのは――