おっぱぶ☆
あたし達はその綺麗な夜景、食事、お酒を楽しみ、
日の出を眺めてからそれぞれタクシーで帰ることになった。
「タナやん、ヤーさん、
今日は本当に有難う!!
人生最高のクリスマスだったよ!!」
「マナも!
もーー超最高のクリスマスだった!!」
感無量なあたしたちに、
タナやんとヤーさんは眠そうな目を擦りながら微笑む。
「よかったよかった、お前ら気をつけて帰れよ!」
「うん!」
あたしとマナは同じタクシーに乗り
扉が閉まる。
コンコンっと窓をノックされ
窓を開けると、ひらっと紙幣が投げ込まれた。
「タクシー代だ。じゃな」
そう言うと、二人はひらひらと手を振り
去っていった。
「う、あっ、ありがとー!!!」
窓の隙間からあたしは
ギリギリそう叫んだ