Witch and Vampire ―恋物語―

「ふっふー。おまたせしました!」

「だから何がだ。」

「まぁ見てなって。いいよー。」

そういって部屋の中に入ってきたのは、

「・・・ソラ?」

数日前の状態とはほど遠い見違えたソラがそこにはいた。

「・・・はい・・・?」

若干ポーズをとりながら、こちらを見てくるソラ。

「えっと・・・。」

「感想は?」

「え、あ、うん。いいんじゃないか?」

「えぇー。もっとなんかないの?」

「・・・見違えた。」

「えぇ~?よくわかんなーい。」

「だから、可愛くなったっていってんだよ!」

「おぉー。」

「・・・。」

にやにやとそう言ってくるクラ。

その隣ではソラが少しうつむいていた。

なにか悪いことでも言ったか、と不安になっていると、

「よかったなぁ。褒められて。」

クラにそう言われてコクコクと頷いていることから、ただ照れていただけなのがわかった。

< 31 / 131 >

この作品をシェア

pagetop