Witch and Vampire ―恋物語―
「ふっふー。おまたせしました!」
「だから何がだ。」
「まぁ見てなって。いいよー。」
そういって部屋の中に入ってきたのは、
「・・・ソラ?」
数日前の状態とはほど遠い見違えたソラがそこにはいた。
「・・・はい・・・?」
若干ポーズをとりながら、こちらを見てくるソラ。
「えっと・・・。」
「感想は?」
「え、あ、うん。いいんじゃないか?」
「えぇー。もっとなんかないの?」
「・・・見違えた。」
「えぇ~?よくわかんなーい。」
「だから、可愛くなったっていってんだよ!」
「おぉー。」
「・・・。」
にやにやとそう言ってくるクラ。
その隣ではソラが少しうつむいていた。
なにか悪いことでも言ったか、と不安になっていると、
「よかったなぁ。褒められて。」
クラにそう言われてコクコクと頷いていることから、ただ照れていただけなのがわかった。