甘い恋の始め方
「座って。これが康子さんから預かったデザインだよ」
コピーされたものを渡される。
(なんてステキなの。希望通りのプリンセスラインだけど、シンプルなレース遣いだから広がりが抑えられている)
一目見て気に入った。理子は出来上がりを想像して瞳を輝かせたが、悠也と目が合うとすぐに視線を伏せる。
「どうした? 直すところがあったら遠慮なく言ってほしいと、康子さんは言っていたけど」
隣にいる悠也は表情を曇らせた理子に伝える。
「直すところなんて……」
「様子がおかしいな。どうかしたのかい?」
「……悠也さん。婚約のこと、もう一度良く考えてほしいんです」
(言ってしまった……)
「いったいなにを言っているんだい? 婚約を良く考えろ? 良く考えての上で結婚を申し込んだんだ」
切れ長の瞳を鋭く今にも泣きそうな顔に走らせる。
「もしかしてマリッジブルーなんじゃないのかな?」
悠也の胸の中に引き寄せられ優しく抱きしめられる。
コピーされたものを渡される。
(なんてステキなの。希望通りのプリンセスラインだけど、シンプルなレース遣いだから広がりが抑えられている)
一目見て気に入った。理子は出来上がりを想像して瞳を輝かせたが、悠也と目が合うとすぐに視線を伏せる。
「どうした? 直すところがあったら遠慮なく言ってほしいと、康子さんは言っていたけど」
隣にいる悠也は表情を曇らせた理子に伝える。
「直すところなんて……」
「様子がおかしいな。どうかしたのかい?」
「……悠也さん。婚約のこと、もう一度良く考えてほしいんです」
(言ってしまった……)
「いったいなにを言っているんだい? 婚約を良く考えろ? 良く考えての上で結婚を申し込んだんだ」
切れ長の瞳を鋭く今にも泣きそうな顔に走らせる。
「もしかしてマリッジブルーなんじゃないのかな?」
悠也の胸の中に引き寄せられ優しく抱きしめられる。