Weekdayも会いたくて
「クリスマスプレゼント。俺と結婚してくれない?」


思わず、彼に抱きついた。


やっぱり涙は止まらない。


「返事は?」


彼は私の頭を優しく撫でながら、優しく問いかける。


けれどこんなに泣いていては、返事をしようと思っても、声にならない。


返事なんて決まっている。


「……」


無言で、何度も、何度も頷いた。


「あーもう、泣き止んでよ。顔も見せて」


彼は私の顎に手を添えると、強制的に上を向かせてしまった。


泣きすぎてぐちゃぐちゃな顔で、彼と目が合った。


それが嫌で俯こうと抵抗したけれど、彼はそれを許してはくれない。


「俺を見て。可愛い、可愛い、俺の知美」


優しく指で私の涙を拭うと、彼の顔が徐々に近づいてくる。


そして、私達の距離はゼロになった。
< 7 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop