- 魔 法 戦 争 -

教室に入ると


「湊、雷おはよう。」


蘭優しい声が聞こえた。その後に


「みなみな、おはよぅ‼︎そこの変な人も‼︎」


ゲラゲラ笑いながら言う杏樹。


「あの、“みなみな”とは何でしょうか?」


首を傾げて聞く。


「“みなみな”とは湊のあだ名だと思うぞ。杏樹は気に入った人にしかあだ名を付けない。ちなみに、我は“らんらん”だ。」


杏樹の代わりに涼蘭が答えた。


(ら…ん、らん?)


「あははっ!らんらんですか‼︎面白いですねっ」


湊はお腹をおさえる。その姿を見た三人は驚きのあまり固まってしまった。


「みなみなが…笑った?」


「そうだな…湊が…」


「へ?僕はサイボーグじゃないんですよ!だから、笑いますよ!」


腕を組み、笑ながら怒る湊。


その怒りは、一つも怖さを感じられない。

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