七神〜私と君で咲かす花〜
「何ぼーっと突っ立ってんだ!! 草影に隠れろ! コイツの目当てはお前なんだぞ!」
月神に怒鳴られて、ビクッと肩を震わせる。
そうだ…!
隠れないと…!
と、踏み出した途端…
――ドッ!
「っ!!」
左足を置こうとしていた地面に、妖化が攻撃を仕掛けた。
私はそれを間一髪で避ける。
レーザーのようなものが的中したところは、真っ黒に焦げていて。
もし、あのままここに左足を置いていたら……
よくないシチュエーションを考えてしまい、手が震え出してしまった。
妖化が口を開く。
「逃がすとでも思ったか?」
クックッと、不気味に笑う。
続けてなにかを言おうとしたようだが、横から攻めてきた月神により、言葉は途絶えてしまった。
「…何をする。 まだ話の途中だぞ」
妖化が月神を睨む。