龍神様との恋愛事情!
それから部屋に戻った私は、千早様を招き入れて彼女達が来たことを告げた。
「私がいない時に来たのかい!?……はぁ…やられたね」
溜息をついた後、千早様は真剣な表情で言った。
「それで?何をされたのかな」
「文句を言われただけです。私が千早様の傍にいるのが気にいらないって」
私はあえて、受けた暴力の数々を伏せた。
過ぎたことだし、伊吹様が傷も完璧に治してくれたから、言ったところで何もならない。
なんて理由は建前で、本心は抵抗もできなかった弱い自分を知られたくないだけなのかもしれない。
あんな惨めな姿、できるなら誰にも見られたくなかった。
伊吹様にも…。
「嘘だね。彼女達が穏やかに話し合いだけで終わらせるはずがないよ」
私をジッと見つめていた千早様に、いきなり否定を口にされドキッとする。
「な、何を根拠に…」
「これだよ」