龍神様との恋愛事情!
千早様は「必ず守る」宣言を直ぐさま行動で示してくれた。
「千早様…食べづらいです」
夕飯の時間。
千早様は私の背中にギュッと抱き着いている。
離れない。
放してくれない。
さっきからずっとそう。
「千早様、沙織ちゃんに引っ付きすぎ!邪魔そうだよ?」
「沙織に何かあったら大変だからね。これくらいの距離が守るには丁度いいんだよ」
「いくら大好きだからって、束縛強いと嫌われちゃうよ~?」
そうそう!もっと言ってやって下さい!朱美ちゃん!
と、その時。
「……ごちそうさま」
謙一郎さんが立ち上がった。
そして、さっさと食堂から出て行こうとする。
それを千早様が呼び止めた。
「ああ、そうだ。待って謙一郎、そろそろだよね。君の龍化。私の血を飲んでいきなさい」