幸せをくれた君に
「神崎さん、好きだ。俺と付き合って欲しい」

そう君に告げたのは、出会ってから初めてのクリスマスの夜。

いつもより奮発した洒落たレストランでのディナー。
理沙も俺も慣れないナイフとフォークとテーブルマナーに格闘しながらも、美味しい料理に舌鼓をうっていた。


そのフルコースが最終、デザートへさしかかった頃を見はらかって、俺は理沙へと告白したのだ。

理沙と夏の終わりに出会ってから、4ヶ月。

早いと言いえば早いし、遅いと言われれば遅いかもしれない。

けど、俺には必要な期間だった。

俺のなかで、本気の恋愛をする覚悟が整ったのだから。

理沙にも必要な期間だったと信じたい。



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